分離可能 vs 分離不可能な句動詞
目的語を挟んで分けられる句動詞がある一方 —— turn the light off —— 決して分けられないものもあります。この扱いが、ネイティブらしく響くか、教科書を読んでいるように響くかの分かれ道です。どちらの構造かを見分けられれば、ルール自体はシンプルです。
「分離可能」の意味
句動詞が分離可能であるとは、パーティクルが目的語のどちら側にも置けることを意味します:
✓ She turned off the light.
✓ She turned the light off.
句動詞が分離不可能であるとは、パーティクルが必ず動詞と一緒にあり、目的語はその後ろに来ることを意味します:
✓ She looked after the kids.
✗ She looked the kids after.
構造ルール
分離可能性は、パーティクルの文法タイプに対応します:
| 構造 | 分離可能? | 例 |
|---|---|---|
| 動詞 + 副詞(他動詞) | 通常 Yes | turn on、pick up、put off |
| 動詞 + 副詞(自動詞) | 該当なし(目的語なし) | get up、break down、show up |
| 動詞 + 前置詞 | 絶対に不可 | look at、depend on、look after |
| 動詞 + 副詞 + 前置詞 | 絶対に不可 | put up with、come up with、look forward to |
注意点:同じ 2 語でも、句によって副詞(分離可能)にも前置詞(分離不可能)にもなり得ます。Turn off(off は副詞)は分離する;look after(ここでは after は前置詞)は分離しない。ですからパーティクル単体を信じるよりも、句ごとに見るほうが安全です。
代名詞ルール(最重要)
分離可能な句動詞では、代名詞目的語は動詞とパーティクルの 間 に入れなければなりません。これは可分離性の話題で最もリターンの大きいルールです —— 間違えるとネイティブにすぐ気付かれます。
目的語が名詞のとき — どちらの語順でも OK:
✓ I picked up the book. / I picked the book up.
目的語が代名詞のとき — 分離が必須:
✓ I picked it up.
✗ I picked up it.
これはすべての代名詞目的語を取る分離可能な句動詞で同じです:turn it off、throw it away、take them off、call him up。代名詞は常に内側。
3 ステップの判定法
- そもそも目的語を取る? 取らないなら、分離の話題は適用外(get up、show up)。そのまま使ってください。
- 3 語の句動詞? そうなら分離不可能です。目的語は最後のパーティクルの後ろに置きます(put up with the noise、look forward to seeing you)。
- 目的語を代名詞に置き換えて、両方の語順を試す。 「動詞 代名詞 パーティクル」が自然なら分離可能(turn it off)。「動詞 パーティクル 代名詞」が自然なら分離不可能(look after it)。
あるいは Phrasalyze の各エントリーの分離可能性バッジを見れば一目瞭然 —— すべてタグ付けしてあります。
よく使う分離可能な句動詞 20
これらを最初にドリルしてください —— 他動詞句動詞用法の大きな部分をカバーします:
turn on、turn off、pick up、put off、put on、take off、throw away、call up、fill out、find out、give up、hand in、look up、set up、take over、work out、write down、wake up、bring up、figure out。
よく使う分離不可能な句動詞 10
これらは絶対に分けません —— 目的語は常に句動詞全体の後ろに:
look after、look at、depend on、wait for、run into、come across、put up with、come up with、look forward to、get on with。
よくある質問
分離可能かどうかを見分けるルールはある?
語順を間違えるとどうなる?
なぜ "turn it off" だけど "look at it" も正しい?
必ず分離しなければならない句動詞はある?
分離不可能な句動詞でも、動詞とパーティクルの間に代名詞が入ることはある?
続けて読む
- 句動詞とは何か → 基礎となる定義
- CEFR レベル解説 → A2–C1 と句動詞の難易度対応
- 句動詞一覧 → 分離可能性バッジで絞り込み