CEFR レベル解説
CEFR は、A1(まったくの初心者)から C2(ネイティブに近い)までの 6 段階で言語習熟度を表す、世界共通のスケールです。英語の句動詞で実用的な範囲は A2 から C1 —— 各レベルで何を学ぶべきか、実際のところを整理します。
CEFR とは?
ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages、CEFR)は、2001 年に欧州評議会が発行し、世界で採用されている標準です。学習者が各レベルで何を理解し、何を産出し、どんな相互作用ができるかを「can-do(できる)」ステートメントの階段で記述します。主要試験は CEFR にそろっています:IELTS 4.0–5.0 は B1、TOEFL iBT 87–109 はおおよそ B2–C1、Cambridge First(FCE)は B2、など。
6 レベルは 3 つのバンドにまとまります:
- Basic user(基礎使用者): A1(Breakthrough、突破)、A2(Waystage、初級基盤)
- Independent user(自立した使用者): B1(Threshold、敷居)、B2(Vantage、見晴らし)
- Proficient user(熟達した使用者): C1(Effective Operational Proficiency、運用実効)、C2(Mastery、熟達)
Phrasalyze が使う 4 つのレベル
A2 — 日常必須
日常生活に必須の句動詞:起床、身支度、移動、オン・オフの操作。ほとんどが推測できる透明な比喩です。この層は飛ばせません —— どんな学習者も次に進む前に A2 セット全体をマスターすべきです。
例: get up、turn on、come back、go out、sit down。→ A2 を全部見る
B1 — 中級
自信ある会話への飛躍。経験、計画、意見を述べる;確信度合いを表現する;物語を追う、などに使う句動詞です。意味がパーティクルの字義から離れ始めるので、反復的な丸暗記の比重が増します。
例: give up、figure out、find out、break down、run out。→ B1 を全部見る
B2 — 中上級
ニュアンス。意見を微調整する、社会的ダイナミクスを描く、抽象的なテーマ(仕事、人間関係、感情)を扱うための句動詞。慣用性が高く、3 語のもの(put up with、come up with)で分離不可能なものが多くなります。教科書のドリルがここまで拡張されないので、学習者が停滞しがちなレベルです。
例: put up with、come up with、look forward to、take over、end up。→ B2 を全部見る
C1 — 上級
フォーマルな書き言葉、文学、ビジネス、ジャーナリズム。このレベルの句動詞は精密で、C1 の書き手はラテン語源の単語形式の代替語(bring about vs cause、carry out vs execute)とどちらを選ぶかを決めます。ここでの熟達は、レジスターに合った形を選べることです。
例: bring about、carry out、account for、rule out、point out。→ C1 を全部見る
Phrasalyze はどうやってレベルを決める?
各句動詞は、学習者が能動的に使うと期待される 最低 レベルを取ります。3 つの信号を組み合わせます:日常英語のコーパス頻度、CEFR 対応の教科書シリーズで最初に登場する典型的なレベル、慣用的な不透明さ(不透明なほど後)。複数の意味で難易度が違う場合 —— take off は「服を脱ぐ」で A2、「キャリアが伸びる」で B2 —— 両方を表示し、意味ごとに個別にタグ付けします。
CEFR を学習にどう活かすか
- まず現在のレベルを自己診断(Cambridge の無料オンラインテストで約 20 分)。
- そのレベルを統合的に固める。 Phrasalyze の該当 CEFR 層を選び、すべてのエントリーを認識できるまでリストを回します。
- 一つ上のレベルを読み、聞く。 少し上の素材が次のレベルの受動習得を促しつつ、停滞させません。
- レジスターを追う。 B2、C1 に進むに従い、句動詞と対応するラテン語源単語が入れ替え可能な場面(そうでない場面)に注意してください。
よくある質問
CEFR はヨーロッパの言語だけに使うの?
A2 と B1 の違いは?
一つの句動詞に CEFR はどう適用される?
B1 に進む前に A2 の句動詞を全部マスターすべき?
なぜ Phrasalyze は A2 から C1 までしかタグ付けしない?
続けて読む
- 句動詞とは何か → 基礎となる定義
- 分離可能 vs 分離不可能 → 学習者がつまずきやすい文法ルール
- 句動詞一覧 → CEFR レベルで絞り込み